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2016年11月14日 [脊柱管狭窄症]

脊柱管狭窄症との閉塞性動脈硬化症

こんにちは。
陵南整骨院の加藤です。

今日もブログへの訪問ありがとうございます。



今日は【腰部】脊柱管狭窄症と間違われやすい疾患についてお話しさせていただきます。

それは、ずばり・・『閉塞性動脈硬化症』です。



閉塞性動脈硬化症は、手や足の血管の動脈硬化により、狭窄(血管が狭くなる)や閉塞(血管が詰まる)を起こして、血液の流れが悪くなり、手先や足先へ栄養や酸素を十分に送り届けることができなくなる病気で、手足にさまざまな障害が現れます。



動脈硬化の原因と同じで、主に生活習慣が、閉塞性動脈硬化症の原因となっています。
その症状としては、


@冷感・シビレ感・・・手足が冷たい、しびれる、手足の指が青白い

A間けつ性跛行・・・一定の距離を歩くと、足が締め付けられるように痛くなり、休まなければならない(数分で回復)、階段を昇るのが特につらい

B安静時疼痛・・・じっとしていても手足が痛み、夜も眠れない。刺すような痛みが常に持続している

C潰瘍・壊死・・・手足に治りにくい潰瘍ができる、壊死部は黒くなる




そして、この閉鎖性動脈硬化症は、【腰部】脊柱管狭窄症と大変、類似しております。




【閉塞性動脈硬化症と腰部脊柱管狭窄症の見分け方】

◎前かがみになったときの痛み
腰部脊柱管狭窄症は、前かがみになると足の痛みが治まるケースがほとんどです。一方、閉塞性動脈硬化症の場合は、前かがみになっても足の痛みは治まりません。これが最も大きな違いであります。

◎立っているときの痛み
腰部脊柱管狭窄症は、立っているだけでも足が痛みますが、閉塞性動脈硬化症は、立っているだけでは足が痛むことはありません。

◎足の脈拍の状態
腰部脊柱管狭窄症は、足の脈拍が正常に触れるといった特徴があります。閉塞性動脈硬化症の場合は、足の脈拍が触れないか、振れてもとても小さなものです。



以上のような違いを確認し、ある程度は自分で見分けることが可能です。しかし、いずれの場合も、閉塞性動脈硬化症の疑わしい症状が確認された場合には、すぐに病院で診察することをオススメします。







いつもありがとうございます。







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